S-Powerは、Renovation事業で出力低下や老朽した太陽光発電所の出力を向上させます。

2012年、ウリブルー太陽光発電所4か所を皮切りに、2014年Renovation事業を本格的に実施しており、ウリブルー太陽光発電所はRenovation後に年平均PR13%上昇し、Sプラント4号はS-Power独自開発Trackerを設置後にPRが32%上昇し、高出力発電所に生まれ変わりました。

ウリブルー太陽光発電所 Renovation

  • 措置前

    既存発電所がモジュールの黄変現象によって
    長期的出力低下の恐れがあるため措置を講じました。

  • 措置後

    自社モジュールに交換して保守工事を
    実施しました。

地域 全羅南道 高興郡一帯(4か所)
容量 1,853.9kw
工事期間 2012年08月01日~08月30日(All)
発電所引受 2012年09月01日
交換モジュール SM-235PC9(1,026ea) / SM-240PC9(6720ea)

Sプラント4号 Renovation

  • 措置前

    既存発電所のモジュール出力低下により
    措置を講じました。

  • 措置後

    自社モジュールとTrackerを適用した
    Renovation工事実施

地域 全羅北道 南原市 沙栗里
容量 985.76kw
工事期間 2014年11月12日~2014年12月31日(All)
発電所引受 2014年09月22日
交換モジュール SM-305PG8 (3,232ea)

タボク太陽光 Renovation

  • 措置前

    発電所のTracker異常により出力が低下したため
    措置を講じました。

  • 措置後

    Trackerシステムと
    接続箱を交換

地域 慶尚北道 奉化郡 才山面
容量 995.5kw
工事期間 2017年02月15日~2017年03月15日
発電所引受 2016年12月23日
交換部品 Tracker Controller
対象 改善前 改善後
接続箱の火災
原因推定 接続箱ケーブル締結部またはBlocking diodeの焼損によって接続箱の火災が発生したと推定
措置事項 接続箱を新しく製作して設置完了(処理期間2日間)
モジュール診断
原因推定 IR CameraとEL CameraでDouble Checkして不良モジュールを診断した結果、Dark cellによるPID現象と類似しており、これにより出力低下が発生
措置事項 PID RecoveryとAnti PID Box(kit)を設置して出力回復
老朽設備の交換
(インバーター、変圧器)
原因推定 老朽インバーターは、サービス対応と部品供給ができず、故障・修理対応不可
措置事項 受配電機器(ACBパネル、変圧器)とインバーター交換完了
Remodeling
原因推定 薄膜型(Thin film)太陽電池モジュール設置による発電量低下と製造会社廃業による発電所放置
措置事項 トラッカーシステムを適用して結晶質(Polycrystalline)太陽電池モジュールにRemodeling実施、PR32%上昇効果を発揮